2 のコピー「なんで、うちの子はこんなに自分に甘いんだろう?」とか思ったことありませんか?

人にはそれぞれ「自己基準」というものがあります。「これだけ頑張ったんだから少し休もう」とか「これだけ我慢したんだからご褒美をあげよう」のような、自分の中で決めたルールや基準のことです。この「自己基準」が「自分に甘い」とか「自分に厳しい」とかを決めるわけです。

「自分に厳しい」子どもは「我慢強さ」があり、それは「自制心」にも繋がります。つまり、学習面において考えた場合、「自分に厳しい」子どものほうが伸びやすいということです。

では親として、「自分に厳しい」子どもを育てる方法はあるのでしょうか?

モデル(手本)となる大人が子どもにどれだけ影響を与えるかを調べた実験があります。この実験では、モデル(手本)となる大人と子どもが2人でゲームをするのですが、その時のルールは3種類です。

「自分に厳しく子どもに厳しい」「自分に厳しく子どもに甘い」「自分に甘く子どもに厳しい」

これらのルールでゲームをやった後、モデル(手本)がその場を立ち去り、今度は子どもが1人でそのゲームをやるのです。その時、子どもは自分自身にどのようなルールを課すのかを比べたのです。

すると「自分に厳しく子どもに厳しい」ルールで行った子どもは、1人になってからも「自分に厳しい」ルールを課しました。

一方「自分に厳しく子どもに甘い」ルールでやった子どもは、1人になってからも「自分に甘い」ルールを課しました。そして「自分に甘く子どもに厳しい」ルールでやった子どもは、1人になってからも「自分に厳しい」ルールを課したのが半分くらいでした。

つまり「自分に厳しい」子どもに育ってほしいと願うなら、子どもに厳しくするだけではあまり意味はなく、モデル(手本)となる大人が「自分に厳しい」姿を見せてあげる必要があるということです。そして、子どもにとって一番のモデル(手本)になれる存在が親なのです。

子は親を見て育つといいます。「なんで、うちの子はこんなに自分に甘いんだろう?」もし、そう感じたのであれば、自分自身がお手本になってあげれば、子どもはしっかり親の思いを理解してくれるはずです。

だからと言って、自分に厳しすぎても今度は自尊心が育ちにくくなります。大切なのは「どんな子どもに育ってほしいのか?」その思いがあるなら、親が子どもに手本を示してあげるということです。

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